今更聞けない仮想通貨とは?

初心者3分で丸わかり大図鑑


どうも、たまおです。
今回は今更聞けない仮想通貨についてお話していきます。


仮想通貨の特徴

  • 「仮想通貨」(バーチャル・カレンシー、Virtual Currency)とはその名の通り、紙幣や硬貨のような実体がなく、インターネット上でやりとりされる電子データのことです。広義の仮想通貨には電子マネー、デジタル通貨なども含まれますが、狭義の仮想通貨は主に「暗号通貨」(Cryptocurrency)のことを指し、以下のような特徴があります。
  • 高度な暗号技術 仮想通貨は高度な暗号技術によって成り立っています。仮想通貨の取引データはすべて暗号技術でデジタル署名されるため、二重払いや偽造といった問題を防止し、データの正しさを担保することができます。
  • 公的管理主体が不在 仮想通貨は日本円や米ドルなどの法定通貨と違い、中央政府や銀行のような公的な管理主体は存在しません。その代わりに、仮想通貨ネットワークをネットワークの参加者同士が管理し合うよう設計されています。 



仮想通貨が注目される理由


近年、技術革新や法律の整備に伴い、仮想通貨に対する世間一般の認知度は高まっていますが、投資対象として仮想通貨に注目が集まった一番大きな要因は、大幅な価値拡大と急激な価格変動(ボラティリティの高さ)にあります。
2017年5月〜2018年4月における仮想通貨全体の時価総額から見ると、1年間で369億ドル(約4兆円)から4,227億ドル(約46兆円)まで11倍も拡大し、2018年1月には8,230億ドル(約84兆円)という史上最高値に達しています。 


仮想通貨の種類

仮想通貨は1,000種類以上(CoinMarketCapより)あると言われ、下記はその一部を示しています。ビットコイン以外の仮想通貨は総じて「アルトコイン(Altcoin)」と呼ばれます。アルトコインにはビットコインをベースに作られたものが多く、コインごとに開発された目的、発行ルール、取扱取引所などが違います。一部の取引量の多いアルトコインを除き、まだ知名度も価格も低いコインが非常に多くなっています。


 それに対し、時価総額と取引量で圧倒的な優勢を占めているのはビットコインです。
2017年以前、ビットコインの時価総額は仮想通貨全体の8~9割を占めていましたが、2017年に入ってからアルトコインのシェアが徐々に上がり、ビットコインのシェアは続落。特に2017年6月、イーサリアムの価格急騰によってビットコインとイーサリアムのシェアが急接近し、一時6%差まで迫りました。(ビットコイン約39%、イーサリアム約33%)
その後ビットコインのシェアは回復したもののピーク時の水準には戻っておらず、2018年6月現在は40%前後で推移しています。


仮想通貨の使い方



  • 価値の交換
 仮想通貨から日本円や米ドルなどの法定通貨への換金、または仮想通貨同士の交換が可能です。
  • 送金

 インターネットさえ接続できれば、仮想通貨を世界のどこにも送付できます。また、銀行などの第三者を介さないため、より安価でスピーディーに送付できます。(※)
※送付に時間がかかる場合があることや、送付先を間違えてしまうと取り戻せないこともあります。


  • 決済

 ビットコインなど仮想通貨を使って、買い物や商品・サービスの代金を回収することができます。クレジットカードより決済コストが低く、銀行振込より面倒な手続きが必要としないため、大手家電量販店におけるビットコイン決済の導入など、仮想通貨を利用する決済が普及しつつあります。

  • 投資

 仮想通貨にはビットコインのように価格変動が激しいものが多く、安値で仮想通貨を仕入れ、高値で売却して値上がり益を狙うや、少額からスタートできる仮想通貨の証拠金取引など、投資方法は多岐に渡ります。
 仮想通貨の税金
 ビットコインをはじめとする仮想通貨を売却または使用することによって利益が発生した場合は、原則として雑所得に区分され、所得税の確定申告が必要となります。
※2017年7月1日以降、仮想通貨を譲渡した場合の消費税は非課税となっています。 
※国税庁・仮想通貨に関する所得の計算方法について(情報)より。
 雑所得は総合課税の対象で、給与所得など他の収入と合算した金額によって税率が決まります。そして所得税は、所得額が高ければ高いほど税率が上がる「累進課税」となっているため、最大45%課税される場合があります。 



課税される所得金額
税率
控除額


195万円以下
5%
0円


195万円を超え 330万円以下
10%
97,500円


330万円を超え 695万円以下
20%
427,500円


695万円を超え 900万円以下
23%
636,000円


900万円を超え 1,800万円以下
33%
1,536,000円


1,800万円を超え4,000万円以下
40%
2,796,000円


4,000万円超
45%
4,796,000円
 このような数字に表されます。


まとめ
 革新的な世界共通通貨となっているビットコインは日本の復旧が進まないのかというと、紙幣の価値がビットコインより高いことが原因だとみられます。なぜかというと海外ではものすごい勢いで仮想通貨は、復旧していますが、紙幣による隠ぺいが頻繁に相次ぐからではないかと思います。技術の日本は、紙幣を偽装できにくい通貨として知られていますが、技術の進化が日本人が新しいものになかなか踏み出せないのではないでしょうか?


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