GDPとは?今更聞けない国内総生産!

こんにちはどうも、たまおです。


午前中に取引内容や景気情報などお話しさせて頂きましたが、今回はあまり動きませんでしたね。


ですが、ツイッターなどで情報取集している方などはお気づきだと思いますが、日本のGDPの発表がありました。
「GDP」とは


Gross Domestic Product
日本語では「国内総生産」です。


GDPは「一定期間(主に1年間)に生み出された付加価値の総額」を指します。
簡単にいうと、「国が1年間にどれだけ儲けたか?」と考えてもらって差し支えありません。


IMFによると、2015年の日本の実質GDPは
約528兆円です。


名目GDPでは日本は世界で、
第3位です。


GDPを構成する1つ目である民需は、
家計消費:消費者が生活のために行った支出
企業投資:企業が投資のために行った支出
にわけることができます。


日本のGDP約500兆円における約55%は家計消費が占めています。


2012年度、2013年度は家計消費は前年比微増でしたが、
2014年度はマイナス5.1%
でした。
これは消費税が5%から8%にあがったことによる買い控えが原因です。


2015年度の家計消費が2014年度と比べてどのような変化があるのかは、消費税が8%から10%にあがることが決まっている日本からすると極めて重要な指標といえます。


企業投資、政府支出、貿易収支
などで構成されています。


具体的には「公共工事請負金額」という指標でみることができます。


公共工事請負金額をみると、2012年度が昨年対比10.3%増で、2013年度が昨対比17.7%増となっています。
これは2011年3月に起きた東日本大震災復興のための公共工事により増えた数値です。


対して2014年度は昨対比マイナス0.3%、2015年度も昨対比減少傾向です。
復興支援の公共工事が減っていることがわかりますね。
公共工事は景気が悪いときに増え、景気が良いときには減る傾向があります。


過去数年の変化は東日本大震災の復興関連の公共工事が多かったので一概にはいえませんが、2014年度、2015年度のこれまでの推移をみていると、政府支出は景気回復トレンドを示しています。
日本では原材料を輸入して車や家電などの製品をつくり、製品を輸出する「加工貿易」によって産業が成立してきました。


加工貿易によって日本の貿易収支は1980年度以降ずっと黒字でしたが、リーマンショックがあった2008年度、日本の貿易収支は赤字になりました。
それ以降は黒字になったり赤字になったりしていますが、2011年度以降は継続して赤字であり、2015年度も赤字トレンドが続いています。


ということで、調べれば調べる分だけ、情報が詰まっています。
まだまだ、知りたい方は、改めて調べてみてください。

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